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吾亦紅

2020年01月21日

暖冬

1月19日
今年は、もう、シモバシラは見られないかと諦めていましたが、2回目の訪問でかろうじて、出会う事ができました。ここの所の暖かさ、週間予報を見ても、これが今年最初で最後かも?気温が0度以下にならないと見られないので、その時機をうかがっていましたが、今年は厳しいです。氷点下になれば、毎年、葦毛湿原周辺でも見られますが、今年は諦めています。
<シモバシラ>
 子供の頃、霜柱の細い氷が集まって小石を持ち上げている様に驚いた記憶は鮮明です。また、田んぼの中に出来た霜柱の上を歩き、学校に通った事を思い出します。それとは違い、シソ科の多年草にシモバシラという植物があります。花も目立たないありきたりの草です。しかし、それが初冬に大変身をするのです。 よく冷え込んだ朝、枯れたこの草の根元を見ると、茎から鰭状に氷が張り出し、まさしく、霜柱となって氷の彫刻を作っています。これは茎の維管束の中の水が凍って茎の外へと伸びだしたもので、持ち上げているのは小石ではなく、茎の表皮です。それがこの植物の名の由来です。一度これが出来ると茎の構造は壊れるので一年にたった一度だけ、シモバシラが咲かせる冬の花というわけです。それも、見事なものが出来るには、初めての寒波で急激に冷え込んだときに限ります。









  


Posted by 吾亦紅 at 04:00

2020年01月21日

無題

1月16日










  


Posted by 吾亦紅 at 00:00